まずはドラムを楽しむ! 初心者のための練習方法

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まずはドラムを楽しむ

きっかけは人それぞれだと思いますが、みなさんとりあえず「ドラムを叩いてみたい!」という気持ちのはず。それなら、難しいことは置いておいて、まずはジャ〜ン!タカトコド〜ン!!と鳴らしてみようではないですか!そしてそれこそがドラムという楽器(打楽器)の魅力です。ギターやトランペットなどでは、音がきちんと鳴るまでにある程度の時間がかかりますが、ドラムは叩けば音が鳴る原始的な楽器です。その魅力をまず体感してみましょう。

レンタルスタジオに行ってみよう!

バンドの練習等で使うレンタルスタジオというところがあります。レンタルスタジオは、バンドの練習以外にも、前日までに予約が入らなかった部屋を個人練習向けに安く貸してくれます※。レンタルスタジオには、ドラムセット一式揃っていますので、とりあえずドラムスティックを楽器店等で購入したら、それだけ持っていけばOK。まずは、以下の写真等参考にして、ドラムセットの前に座って思うがまま叩いてみましょう。 適当に鳴らすだけでも、タイコの皮の音やシンバルの派手な音の豪快さに驚きを感じると思います。CDなどで聴く音と生で鳴らした音の違いを感じるのは、体を使う楽器なだけに、練習過程においてもイメージ(感覚)としてとらえやすいので意味のあることなのです。

レンタルスタジオの利用法

現在は、あちこちでバンド練習の専用スタジオである「レンタルスタジオ」が増えてきています。レンタルスタジオの料金は、スタジオの広さ等でまちまちですが、個人で利用する場合、およそ1時間あたり500円〜1500円程度だと思います。「レンタルスタジオ」を個人で借りる場合は、だいたい前日か当日の予約のみ受け付けます。バンド練習用に貸し出している部屋に空きが出た場合、個人用に半額程度で貸すシステムになっているからです。 ほとんどのレンタルスタジオがホームページを開設しているので、検索すればいろいろ出てくると思います。
  1. 近くのレンタルスタジオをインターネットで検索する
    ※例「渋谷 レンタルスタジオ バンド」
  2. 希望日の前日夜にレンタルスタジオに電話する
    ※受付開始時間などは各スタジオによって異なりますので、ホームページなどで確認してください
  3. 「明日、個人練習で使いたいのですが、空いていますか?」と聞く
  4. 空いていたら、ドラムセットを使用したい旨を伝える
  5. 店員さんに従い、最後に時間と場所を確認する

ドラムの叩きやすいセッティング方法

ドラムを楽しむにあたって、各パーツ(楽器)の配置やセッテッングを紹介します。ドラムは特色ある楽器の集合体で、場面に応じてそれぞれ使う役割があり、自分を中心にして手を伸ばした状態で無理なく叩けるように配置していきます。
ハイタムやミドルタム、シンバルなどを、自分側に少し傾けてあげるのが理想的です。

ドラムはこのような調整ボルトで固定されていて、緩めることで角度をかえることも、取り外すこともできます。

楽器屋へ出かけてみよう!

もしお住まいや学校や職場の近くに楽器店があったら、ふらっと立ち寄ってみましょう。スネアドラム、シンバル、(ステック)、などは演奏者の個性を象徴するものでもあり、色鮮やかなカラーリングで仕上げた製品から、さまざまな素材で加工された製品まで、眺めているだけで楽しくなるような特徴ある製品がずらりと並んでいます。「○○○モデル」なんていうプロのドラマーの名前が入ったスネアドラムやスティックも数多く発売されています。 まずは見た目だけでもいいので、「自分のお気に入り」を見つけてみてはどうでしょうか?勇気を出して店員さんに声をかけて質問したり、試奏させてもらったりするのもいいと思います。

ドラムパートを歌ってみよう!

ボイスパーカッション、という言葉を聞いたことはあるでしょうか?コーラスグループ等で口でドラムの音を鳴らす人を見たことがあると思いますが、あれです。ドラムを楽しむ方法は何も楽器に触れることだけではありません。ボイスパーカッションほど本格的でなくてかまわないので、歌を口ずさむような感覚で、リズムパートに耳を傾けて口ずさんでみましょう。意外に簡単で楽しいものですし、こういった習慣が、リズムや音程を自然に聞き分ける練習にもなります。演奏者同士のちょっとしたリズムの打ち合わせにも役立ちますよ。